アメリカの住宅事情

アメリカの住宅事情

アメリカの住宅と言えば、広い家を想像する方が多いのではないでしょうか?では、実際のところはどうなのでしょう。
こちらではアメリカの住宅事情をお伝え致します。

※この情報は変更することがありますのでご注意下さい。

アメリカの住宅の不動産事情

アメリカの住宅の不動産事情アメリカはライフスタイルに合わせて家を住み替えます。平均すると、7年で家を住み替えると言われています。

日本では、新築で家を建てても、20年30年もすれば資産価値はほぼゼロの状態ですが、アメリカは住み替えが激しいため、住宅を売る時は買った時と同じくらいの金額、もしくは買った時の金額よりも高く売れます。
日本では、新築と中古の住宅比率は約10対1ですが、アメリカでは逆転。アメリカだけではありません。イギリスなどでも中古住宅が大切にされています。

不動産業者も日本とは違います。日本では、不動産情報は業者専用で一般人は閲覧が出来ません。また、情報は全ての物件が載っているとは限りません。一方アメリカの不動産情報は、巨大不動産情報サイトで不動産業者も一般人も平等に誰もが閲覧することが出来ます。このサイトは、販売物件を全て載せないといけないと言うルールに基づいて運営しており、載せていないことが発覚すると営業を取り消されてしまいます。

アメリカの住居タイプ

アメリカの住宅は、主に3タイプに分かれます。

APARTMENT HOUSE
APARTMENT HOUSE賃貸アパート、マンションなどのタイプがアパートメントハウス。2〜3階建てが主流ですが、大都市は土地があまりないので、ニューヨークのマンハッタンやシカゴのダウンタンなどでは、高層タイプが多い傾向です。

大都市ではなく一般的なAPARTMENT HOUSEは、アパートを単独で建てているのではなく、コニュニティの中で同じアパートをいくつも建てていることが多いです。コミュニティ内にあるクラブハウスが管理棟になり、ジムやプール、テニスコートなど、コミュニティの住人が自由に無料で使用することが出来ます。

アパートの部屋は、広々としていてゆったりと暮らせますが、お風呂はユニットバスで、浅目のものが一般的です。洗濯機置き場が室内になく、各棟にコインランドリーの部屋があるタイプの物件もあります。

1bedroom
夫婦二人で住む場合や、夫婦+小さなお子様1人などの場合は、1ベッドルームの部屋でも問題ない程、広い部屋が借りられます。
間取りは、寝室、キッチン、バスルーム、クローゼットなど。物件によっては、キッチンとリビングが一緒になったダイニングキッチンもあります。
2bedroom
ご夫婦+お子様1〜2人の方が住む事の多いタイプ。
間取りは、主寝室、客間、リビング、キッチン、バスルーム、クローゼットなど。
物件によっては、バスルームが2つあるタイプもあります。

DUPLEX HOMES
DUPLEX HOMESカップリングハウス、タウンホームとも呼ばれるデュープレックス。2世帯がくっついた家で、2つに区切った一軒家の住宅を指します。内装も価格もAPARTMENT HOUSEとあまり変わりません。しかし、APARTMENT HOUSEと比較して数が少ないため、探すのに時間がかかります。

敷地内に同じような住居がたくさんあり、コミュニティを作っていますが、一つの建物内には2世帯しか入りません。そのため、2階建て、3階建ての場合も、入っているのは2世帯です。ペットもOKです。玄関も庭も専有出来ますが、芝刈の義務があります(アメリカでは芝刈が義務になっています)

HOME(一戸建て)
HOME(一戸建て)アメリカの一戸建ては、広い家、広い部屋、庭も広く、メンテナンスが大変ですが、ゆったりと過ごすことが出来ます。

せっかくアメリカで暮らすのなら、大きな家で過ごすのもおすすめですが、あまりにも家が広いと、家具をそろえるのが大変です。家自体は日本と比較するとかなり安いのですが、家具は高め。また、固定資産税の出費も大きくなります。

中古物件ですので、中には雨漏りのする家や、風で屋根が飛びそうな家もあるのもアメリカの住宅事情です。